[検証アゼルバイジャンGP]ヒーローになるよりも自己犠牲──チームの利益を優先した“角田の選択”

アゼルバイジャンGP、角田裕毅は6位でチェッカーを受けた。レッドブルへ移籍後のベストと言えるレースだったことは間違いない。ただ、見方によっては「もっとできたんじゃないか?」と疑問を持つ人もいるはずだ。今回はそんな人たちのモヤモヤを晴らしていこう
尾張正博 2025.09.24
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 今年のアゼルバイジャンGPはレッドブルのマックス・フェルスタッペンが制した。

 しかし、レース後半──激しいバトルで観客を沸かせたのは、チームメートの角田裕毅だった。

 39周目から始まった5番手のポジションを懸けたリアム・ローソン(レーシングブルズ)と角田とのバトル。

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