ザントフールトの魅力と罠
2021年、37年ぶりにグランプリカレンダーに復活したオランダGP──正式にF1世界選手権にオランダGPが組み込まれたのは1952年のことで、そのすべての舞台をザントフールトが担ってきた歴史あるサーキットだ。今回のテーマはそんなザントフールトが主役。実は鈴鹿サーキットとも縁のあるこのサーキットの“魅力と罠”に迫る
尾張正博
2025.09.22
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鈴鹿のS字、モナコの“ロウズ”ヘアピン、スパ・フランコルシャンのオールージュ──F1が開催されているサーキットの中で、名物コーナーを挙げろと言われれば、この3つの思い浮かべる人は多いだろう。これらにも負けないほど、面白いコーナーがオランダGPの舞台であるザントフールトにもある。それがターン3だ。今回はそんなザントフールトのターン3を巡る話をお届けしたい。