ザントフールトの魅力と罠

2021年、37年ぶりにグランプリカレンダーに復活したオランダGP──正式にF1世界選手権にオランダGPが組み込まれたのは1952年のことで、そのすべての舞台をザントフールトが担ってきた歴史あるサーキットだ。今回のテーマはそんなザントフールトが主役。実は鈴鹿サーキットとも縁のあるこのサーキットの“魅力と罠”に迫る
尾張正博 2025.09.22
サポートメンバー限定

 鈴鹿のS字、モナコの“ロウズ”ヘアピン、スパ・フランコルシャンのオールージュ──F1が開催されているサーキットの中で、名物コーナーを挙げろと言われれば、この3つの思い浮かべる人は多いだろう。これらにも負けないほど、面白いコーナーがオランダGPの舞台であるザントフールトにもある。それがターン3だ。今回はそんなザントフールトのターン3を巡る話をお届けしたい。

バンクだけじゃない! 特徴的なライン取りのターン3

この記事はサポートメンバー限定です

続きは、2768文字あります。

下記からメールアドレスを入力し、サポートメンバー登録することで読むことができます

登録する

すでに登録された方はこちら

サポートメンバー限定
5連覇への大きな壁 フェルスタッペン、逆転王座の確率は──
サポートメンバー限定
F1と国歌──あなたの馴染みあるメロディは?
サポートメンバー限定
[検証アゼルバイジャンGP]ヒーローになるよりも自己犠牲──チームの利...
サポートメンバー限定
[検証イタリアGP] 最速マクラーレンも抵抗できず!? フェルスタ...
読者限定
逆境からの栄冠──オランダGP ハジャーと角田裕毅が直面していた苦闘
サポートメンバー限定
モーターホーム百景2025──後編 世界の食文化も堪能できる社交場
サポートメンバー限定
モーターホーム百景2025──前編 華やかなF1の世界を演出するこだ...
サポートメンバー限定
F1の現場で活躍する卒業生も! 本田宗一郎の哲学を受け継ぐ学舎──ホ...