モーターホーム百景2025──前編
華やかなF1の世界を演出するこだわりの空間

F1パドックの魅力のひとつにモーターホームがある。しかし、この光景が見られるのはヨーロッパラウンドだけ。モーターホームと言っても千差万別──特に2000年前後あたりからF1のモーターホーム文化は、“移動式住居化”が盛んになり、それに加えて巨大化も進んだ。それがF1の華やかさをより強調したとも言えるだろう。今回はそんなモーターホームの現在事情に注目!
尾張正博 2025.08.27
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 F1が他のモータースポーツと違い、パドックが華やかな世界となっている理由のひとつにモーターホームの存在がある。モーターホームとは、ヨーロッパラウンドのパドックに持ち込まれるチーム独自のホスピタリティハウスのこと。

 かつては大型トラックの側面にテントを張り、そこにテーブルとイスを並べていたことでモーターホームと呼ばれた。だが、現在では大型トラックは利用せず、組み立てるチームも増えているため、厳密には“モーターホーム”と言えないものもある。

 ただし、ヨーロッパラウンドはチームが独自のモーターホームを設置するのに対して、フライアウェイラウンドではサーキット側が準備。そちらはホスピタリティハウスとして区別される。

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