レギュレーションで定められて30年以上──
ラスベガスGPでマクラーレン2台が
失格となったプランクアッセンブリーとは?

レース後にマクラーレンの2台が失格となったラスベガスGPで話題となった「プランク」。車体の下に取り付けられたこのパーツはいったい何なのか、何の意味があるのか──今回は、F1に登場して30年以上となるそのプランクにフォーカスする
尾張正博 2025.11.30
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 マクラーレンがラスベガスGPで失格となった理由は、国際自動車連盟(FIA)のF1の技術規則にある第3条5項9に記されている「プランクアッセンブリーの厚さが、許容される最小厚さを下回っていた」ためだった。

プランクは特殊樹脂で加工した木材

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