『世界の玄関口で最高のお・も・て・な・し』
航空会社ラウンジ探訪──ANA編
日本を拠点にヨーロッパ中心のF1世界選手権を取材するのは容易いことではない。おそらく欧米人が同じことを体験したら、すぐにギブアップしてしまうのではないか。それほど過酷な日本からの旅──だからこそ、空港で味わえる航空会社のサービスは、旅の疲れを癒すエネルギー源と言っても過言ではないかも!? 今回は少しだけF1から離れて、空の旅を満喫
尾張正博
2025.10.17
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年間10回以上、国際線に乗る生活を20年以上続けるのは、簡単なことではない。
かつてはエコノミークラスなら1便10万円程度だった時代もあるが、最近はエコノミークラスでも20万円以上が当たり前。間をとって15万円だとしても、年間で150万円。20年間で3000万円を航空代金に費やした計算となる。
そんなお金があったら、フェラーリでも買えたのかもしれないが、悪い話ばかりじゃない。多くの航空会社が飛行機に乗った回数や距離に応じたマイレージシステムを導入しており、その恩恵に預かることができるからだ。